2010年07月13日

投資信託をご存じですか -2 MRFとMMF

先日も書いたように、投資信託は、元本保証はありません。

ですが、一度も元本割れしたことのない種類のものもあるのです。


最も安全なものは、MRF(マネー・リザーブ・ファンド)といって、証券会社で扱っている商品です。
証券会社には、銀行の「普通預金」にあたるものとして、「証券総合口座」というものがあり、MRFは、この証券総合口座のための投資信託で、いつでも自由に出し入れできます。
証券会社によっては、自動引落や給与振込に使える場合もあります。
証券会社の口座に入金すると、自動的にMRFを買うことになるケースが多いです。

MRFは「投資信託」の1種なので、元本保証はありませんが、元本割れしたことは1度もありません。
投資対象は、短期の公社債などです。
株価や為替の影響を受けるものには投資していません。

安全に運用されているとはいえ、投資されているので、わずかですが利益が出ます。
この利益は「分配金」として毎月月末に支払われ、同じMRFに再投資されます。
イメージとしては、普通預金の利息が毎月付くようなものです。
銀行の普通預金よりは、少しだけ利回りがよいです。


MRFとよく似たものに、MMF(マネー・マネジメント・ファンド)というものがあります。
MMFは、証券会社だけでなく、多くの銀行でも扱っています。
MMFも、投資対象は、MRFと同様に短期の公社債などで、株価や為替の影響を受けるものには投資していません。
ただし、MRFより少しだけ基準が緩くなっています。
このため、長い歴史の中で数回(3〜4回?)だけ元本割れしたことがあります。
このときは、いずれもニュースになりました。

MMFも分配金が毎月月末に支払われ、同じMMFに再投資されます。
MMFは、30日未満で解約すると「信託財産留保金」という手数料的なものがかかりますが、30日以上経過すれば、MMRと同様に自由に引き出せます。


(ちなみに、外貨預金と似ている「外貨MMF」はマネー・マーケット・ファンドの頭文字で、同じMMFでも日本のMMFとはちょっと違います。)
(外貨預金と外貨MMFについては後日また。)


MRFとMMFの違いは、本質的なところでは、MRFの方がより安全性が高いということです。
逆に言うと、MMFの方が若干リスクを取っているということで、このため利回りはMMFの方が若干高くなっています。
普通預金<MRF<MMFというイメージです。
MRFの直近の利回り… http://money.quick.co.jp/fund/mrf.html
MMFの直近の利回り… http://money.quick.co.jp/fund/mmf.html


投資をむやみに推奨するつもりはありませんが、「食わず嫌い」なのもどうかと思います。
まずは、MRFやMMFで、「元本保証がないこと」への自分の許容度を知ってみるのも良いのではないでしょうか?

耐えられないと思えば、止めればよいですし、
もっとリスクを取っても大丈夫と思えば、金額を増やすなり、次のステップへ進めばよいのですから。






posted by nano at 14:34| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資信託 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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