2010年10月26日

ゼロ金利政策と住宅ローン -2

東京は、ここ1週間ほどでずいぶん季節が進みました。
外出時は、上に一枚羽織らないと肌寒いくらいですね。


ところで、このブログ、
どういうキーワードの検索でたどり着いたが分かるのですが、
日銀の金融政策の発表以来、ゼロ金利政策と住宅ローンとの関係を気になさっている方が多いようです。

先日も、このブログに一度書きましたが、
変動金利、短期固定、長期固定は分けて考える必要があります。

今日は変動金利に絞った話です。
短期固定、長期固定については、下記のリンクに私の考えが書いてありますので、それを参照なさって下さい。
http://blogs.dion.ne.jp/nano/archives/9755985.html


さて、
ほとんどの銀行では、住宅ローンの変動金利(の店頭金利)は、各銀行の短期プライムレートと呼ばれるものに連動しています。
また、短期プライムレートは、基本的には政策金利に連動しています。
したがって、変動金利は政策金利に連動します。
政策金利が0.1%上下すれば、住宅ローンの変動金利も同じ幅だけ上下します。


では、先日の日銀の発表で変動金利が下がったかというと、下がっていません。

それは何故か。

答えは簡単です。
政策金利は、まだ下がっていないからです。

下記のサイトの「日銀 無担保コールO/Nレート」を、0.1%程度に誘導するというのが、これまでの政策金利です。
http://www.bloomberg.co.jp/markets/rates.html
ゼロ金利政策とは、これをほぼ0%に誘導するということです。

しかし、先日の政策決定は、これを「0〜0.1%にする」としただけであって、
実際にはまだ0%に誘導していません。

つまり、日銀は、今後ゼロ金利政策をとる可能性を示しただけで、まだゼロ金利政策を実行に移してはいないのです。


住宅ローンの変動金利が下がるのは、実際にゼロ金利政策がとられた後です。
(タイミングは銀行によって数ヶ月のタイムラグがあります。)

ですから、現状では、住宅ローンの変動金利は、まだ下がらないのです。






posted by nano at 19:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 住宅ローン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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