2011年07月27日

毎月分配型の投資信託

投資信託の投資対象は様々ですが、基本的には日々値動きするものを投資対象にしているので、投資信託の基準価額(=多くの場合、1万口当たりの値段)も日々上下します。
当然、運用がうまくいって値上がりする時期もあれば、値下がりする時期もあります。

多くの投資信託は、1万口あたり1万円からスタートしますので、ほんの数年前まで、
「年に1〜2回の決算時に1万円を上回っていればその分を分配金として支払う」
というのが主流でした。

しかし、最近の投資信託は、毎月決算があり、分配金が毎月支払われるタイプが「流行り」です。
そして、その「毎月分配型」の分配金は、基準価額に関係なく、安定的に支払われているものが多いようです。

ただし、これはやや不自然な面もあります。
基準価額が下がっているのに分配金が出される例が多いのです。
これはつまり、元本を切り崩しているに過ぎません。
(この状態を、「タコ配」などと言ったりします。)

毎月分配型の投資信託を選ぶには、分配金の健全性に注意する必要がありそうです。
それには、分配金の原資が何なのかを見極めることが重要です。
私なりにランク分けすると、
 ◆A:配当収入から分配金が出されている → 極めて健全
 ◆B:配当収入と値上がり益から分配金が出されている → 健全
 ◆C:元本を切り崩しているが、分配金を考慮すれば累積で右肩上がり → 注意
 ◆D:元本を切り崩しており、分配金を受け取っても累積で右肩下がり → 危険

ただし、目論見書からそれを見極めるのは困難でしょう。

そこで、活用できそうなサイトとして、以下の2つを併用すると、わかりやすいです。

◆モーニングスター
http://www.morningstar.co.jp/fund/
 値動きがグラフでわかります。分配金を受け取った場合、再投資した場合の累積もわかります。

◆SBIファンドバンク
https://www.fundbank.jp/dist400/Top.do
 分配金の健全性がわかります。


毎月支払われる分配金は、将来にわたって約束されたものではありませんし、分配金が減らなかったとしても、元本がどんどん減ったのでは意味がありません。
見かけの利回りだけにとらわれないように注意したいですね。



posted by nano at 23:30| Comment(0) | TrackBack(0) | 投資信託 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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